他車のスピンに巻き込まれレースせずしてリタイアも次戦に意欲
朝から雨の岡山国際サーキットでスタート前のフリー走行では、佐藤蓮選手が序盤トップタイムを叩き出した。
車のバランスは良さそうだ。大津弘樹選手もアベレージのタイムは良く、最終的には2番手となったものの、昨日からの好調さはキープしているようだ。

スタートドライバーは佐藤選手。雨が強いため、パレードラップは中止となり、セーフティーカースタートとなった。3周目にセーフティーカーが解除になりスタートが切られたが、1コーナーを過ぎたところで他車のスピンに巻き込まれ、接触して走行不能となり、残念なリタイヤとなってしまった。

全体的に好調だったので、まともにレースを戦わずに終わってしまったのは非常に悔やまれるが、気持ちを切り替えて次戦に挑みたい。

鈴木亜久里監督のコメント
「避けようが無いアクシデントだったので仕方ないね。ただ、ずっと好調だっただけにこの結末は悔やまれるね。でもチームもドライバーも良い車を作り上げてくれたので、次の富士も同じようなパフォーマンスを維持して、最後まで走り切れるようにしたいね」

土屋圭市アドバイザーのコメント
「好調だっただけに悔しいね。自分も沢山同じような経験を積んでいるけど、悔しい。でももう終わってしまった事なので、次も好調さを維持出来るように頑張って、レースで良い結果を出せるようにしたいね」

田中洋克チームディレクターのコメント
「1コーナーでのあのアクシデントは避けようが無いと思うので、どうしようもなかったというのが本音です。次、頑張るしか無いですね」

大津弘樹紀選手のコメント
「ウオームアップは結構フィーリングが良かったので、雨のレースでは良い展開が出来るのじゃないかという手応えを感じてしました。あのアクシデントはもうどうしようもない、何も出来ないクラッシュでしたので何も言えません。次のレースに向けて準備していきたいです」

佐藤蓮選手のコメント
「スタートでクラッシュしてしまった、というのが全てなのですが、ついていないと言えばそれまでなのですが、予選でもっと前のポジションを得ていればこのようなリスクも減らせたと思うので、メカニックさん達には申し訳ないですけど、車の修復をお願いし、次の富士では優勝を目指したいです」