後半戦の主役になるべく今日のPPを活かして行きたい
前半戦を終えて500クラスでポイントを獲得していないのは、#16 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GTだけだ。
後半戦が始まるこの鈴鹿で何とかポイントを獲得したい。

第4戦までのフリー走行ではバランスも良く速さがあったが、予選や決勝で結果が出なかったが、歯車が合えば結果が出るという手応えは持ち続けていた。
今朝のフリー走行ではトップタイムで終える事が出来た。この好調さを予選、決勝まで維持したい。

Q1は大津弘樹選手が担当。大津選手は2番手のタイムを叩き出しQ1を突破した。大津選手はQ1を走った後に、この車はもっと速く走る事が出来ると感じ、セットアップ変更をチームに指示した。
それが見事的中し、Q2を担当した佐藤蓮選手が期待に応え、ポールポジションを獲得した。
明日は、しっかりと戦略を組んで、表彰台の頂点に立ちたい。

鈴木亜久里監督のコメント
「16号車は速さがあったのに、今までなかなか結果につながらなかった。しかし、ようやくそれを証明出来るチャンスが来たね。明日はそれの速さを結果に繋げ、後半戦の主役になりたいね」

土屋圭市アドバイザーのコメント
「Q1の大津が2番手のタイムを出してくれました。大津は更に改善の余地があるということで大津のフィードバックを車に反映したところ、蓮が見事、トップタイムをマークしてポールポジションを獲得してくれました。16号車は速さはあるので、明日は何とか優勝したいです」

田中洋克チームディレクターのコメント
「ウェイトがゼロという良い条件で、速さを求められる中で持ち込みのセットのバランスが非常に良くて、予選もそのまま走る事が出来ました。大津も蓮も凄く良い走りをしてくれて、獲って当たり前と言われてしまったらそうかも知れませんが、それでもポールを獲ってくれてよかったです。明日の決勝もこの状態を維持して良い結果を出せればと思います」

大津弘樹紀選手のコメント
「まずは、ポールが獲れて本当に良かったです。Q1担当して、2位で通過して、ポール獲るにはもっとアグレッシブに行かなくちゃいけないので、Q2に向けて蓮が乗るのにセッティングを攻めたものにしてもらいました。それも決まって、結果的にポールを獲れて良かったです。明日が重要なので、しっかりと気を引き締めて頑張ります」

佐藤蓮選手のコメント
「SUPER GTで自身キャリア初のポールポジションを獲れてとても嬉しいです。ここまで苦しい戦いを強いられてきましたが、最高の車に仕上げてくれたチームに感謝です。明日は何としてでも、スープラ勢の連勝を阻止出来るように全力で戦います」