Q2に進出も9位どまりだったがフィーリングはいいので前回同様追い上げます
前半戦はノーポイントだったが、後半戦は2戦連続ポールポジションを獲得、第7戦では表彰台を獲得するなど、尻上がりでパフォーマンスを上げてきた#16 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT。
今回は全車ノーウェイトで、その実力が試される機会を得た。
午前のセッションは8番手で、決して良いポジションとは言えないが、車のバランス、ドライバーのフィーリングは良く、チームはポジティブな雰囲気だ。

Q1に挑んだのは大津弘樹選手。大津選手は車のバランスが多少悪くても車が持っているポテンシャルを最大限に引き出し、Q1を突破してくれる高い信頼性がある。
そんな期待を裏切らず、9番手でQ2の佐藤蓮選手につないでくれた。

Q2は路面のコンディションの変化もあり、車を上手く合わせる事が出来なかったが、何とか9番手のタイムを出す事に成功した。
後半戦は徐々に結果が出せているので、最終戦は第7戦以上の結果を出して、今シーズンを締めくくりたい。

鈴木亜久里監督のコメント
「16号車は後半戦から調子が上がってきたけど、ウェイトが多い車もあった中での結果。今回は全車ノーウェイトなので、実力を試されるレースになる。予選は決して良い結果ではないけど、前半戦の結果を考慮すれば、悪く無いポジションだと思っている。前回のレースのように追い上げて、この16号車の本来の速さをしっかりと見せつけたいね」

土屋圭市アドバイザーのコメント
「2戦連続ポールポジションを獲得したから期待が大きかったのですが、コンディション変化に上手く対応できなかったのが一番の原因。蓮には可哀想な思いをさせてしまった。9番手と言っても前回のレースのように後方から上位に食い込む事が出来たので、諦めずにしっかりと最後まで戦います」

田中洋克チームディレクターのコメント
「ロングランでは非常に良かったので、前回のレースみたいに巻き返せるように頑張りたいですね。こちらも表彰台を狙って行きます」

大津弘樹紀選手のコメント
「ギリギリではありましたが、無事にQ1を通過出来ました。Q2に向けて色々と考えて挑んだのですが、思った以上にタイム差が広がってしまいました。コンディションに合わせる事が出来なかったのですが、フィーリングは継続して良いのですが、ノーウェイトの難しさを感じました。8号車はロングが良さそうなので、そこを参考にしながら明日に備えたいです」

佐藤蓮選手のコメント
「今回の予選は苦戦してしまいました。しかし、Q2へ行けましたし、オートポリスも追い上げる事が出来ましたし、シビックも追い上げる力はあると思うので、明日も全力で頑張りたいと思います」





