ARTA SUPER GT500 #16 第6戦 決勝レポート | ARTA

2025.9.22

2025.9.22

ARTA SUPER GT500 #16 第6戦 決勝レポート

トップグループでレースはできていただけに悔しいがその気持をラスト2戦でぶつけたい

前回の鈴鹿ではポールスタートからトップをキープしたままレースを展開していたが、ピットインのタイミングで順位を落としてしまい、表彰台を逃してしまった。今回は何が何でも優勝をもぎ取りたい。

スタートドライバーは大津弘樹選手。スタート直後は2番手の車両に背後に着かれたが、1周目のメインストレートでは少し差を広げて周回を重ねていった。

しかし、4周目から300クラスのラップダウンの車が現れ始め、5周目のストレートでトップを取られてしまう。

なかなかペースが上がらず、14周目の2コーナー手前で3番手にドロップしてしまった。

19周目に300クラス同士の接触があり、FCYが導入された。翌周には車両回収が済み、リスタートが切られた。

順位の変動はなく、30周目にルーティンのピットインを行い、佐藤蓮選手に交代、6番手でレースに復帰した。

ペースは悪く無いが、39周目に7番手にドロップ。

他車のピットインもあり、順位を5番手に戻したところでFCYが導入される。ピットロード出口で300クラス車両が止まってしまったためだ。車両回収が終わり、47周目にリスタートが切られたが、直後にメインストレートで接触があり、セーフティーカーが導入されたが、かなり大きなクラッシュで赤旗中断となった。この時点でポジションは4番手。

約1時間の中断のあと、セーフティーカーの先導によりリスタートが切られた。レースは時間レースになり、16:30でチェッカーとなる。

リスタート直後に300クラスの車両が止まり、FCYが再び導入された。58周目にリスタートが切られたが、チェッカーの時間となり、4位でレースを終えた。

シーズン前半戦はポイントを獲得する事が出来なかったが、鈴鹿、SUGOの2戦連続でポイントを重ね、波に乗り始めてきた。残りの2戦は更に上のポジションを獲得出来るように準備して行きたい。


鈴木亜久里監督

鈴木亜久里監督のコメント

「難しいレースだったね。でも悲観すべきポイントは無かったと思う。前半戦に比べれば大きな進歩を遂げているし、残りの2戦はとても楽しみ。もっと良い結果を出せると思っている」

土屋圭市アドバイザー

土屋圭市アドバイザーのコメント

「表彰台を狙える力があっただけに残念な気持ちもあるけど、シーズン全体を見ると尻上がりに良くなってきているので、残りの2戦でしっかり結果を出して行きたいね」

田中洋克チームディレクター

田中洋克チームディレクターのコメント

「ペースは悪く無かったのですが、ちょっと攻めすぎてしまいコースアウトしてポジションを落としてしまう場面があったのはもったいなかったですね。優勝出来る手応えを感じていたので、結果につなげる事が出来なかったのは残念ですが、残りのレースで優勝出来るように頑張ります」

大津弘樹選手

大津弘樹紀選手のコメント

「ボクのスティントでは、タイヤに厳しいレースでペースを上げるのが難しくて順位を落としてしまいました。後半の蓮のスティントも終盤厳しくなるだろうと思っていましたが、アクシデントがあって周回数が少なくなって、タイヤのパフォーマンスが落ちるところまでは行かなかったのですが、抜きにくいSUGOでは順位を挽回するのが難しかったです。あと一歩のところで表彰台に届かず悔しいレースになってしまいました。次回のオートポリスでリベンジしたいと思います」

佐藤蓮選手

佐藤蓮選手のコメント

「4位で非常に悔しいです。決勝のペースがやはり一番のポイントでした。同じパッケージで走っている車が表彰台に乗っているので、何が悪かったのかしっかり検証して次回に生かしたいです。しかし、最後までトップグループでレースが出来ていたのは大きな進歩なので、次回はリベンジしたいです」

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