ARTA SUPER GT500 #16 第7戦 決勝レポート | ARTA

2026.10.19

2026.10.19

ARTA SUPER GT500 #16 第7戦 決勝レポート

2回目のSCに順位アップを妨げられるも残り2レースは全部勝ちます

決勝前のウォームアップでは2番手のタイムを記録する事が出来た。決勝へ向けて非常に良い雰囲気になった。スタートドライバーは野尻智紀選手。

クリーンなスタートで順位をキープしながら周回を重ねた。順位を上げるのが難しかった為、早めのピットインを行い、クリーンエアの中での走行を選んだ。

野尻選手は8周目にピットインし、給油、タイヤ交換を行って戦列に戻った。ライバル達のラップタイムが落ち込んでいる中、野尻選手はライバル達より1-2秒速いタイムで周回を重ねる。狙い通りの展開になり、この後のポジションアップが期待された。

トップの車両が14周目にピットイン。順位をひとつ上げてこの時点で13番手。18周目に他車のピットインもあり、12番手を走行。23周目に他車のピットインがあり、11番手。

24周目に300クラスの車両がコースアウト。セーフティーカーが導入された。

26周目にメインストレートで隊列を整える為、停止。16号車としては、前車との差が縮まり有利な展開になった。

28周目にリスタートが切られた。数台がピットインを行い、この時点で順位は9番手。この後は接近戦になり、激しいバトルが繰り広げられる。野尻選手は見事な展開で順位をキープし続ける。1時間経過した33周目にチームメイトのピットインがあり8番手。更に他車のピットインも始まり、37周目には2番手までポジションを上げた。

しかし、ひとつ後ろの車に41周目に抜かれてしまう。トップ車両がピットインし、2番手に浮上。序盤の作戦が上手く噛み合った。

50周目に300車両がコースアウト。FCYのあと、セーフティーカーが導入された。52周目のストレートに一時停止し、整列が行われた。セーフティーカー先導中に300車両がコース脇でストップしてしまった。

コースアウトした車両の回収も終わり、コース脇に止まってしまった車両は自力でコースに復帰し、55周目にリスタートが切られた。

野尻選手は56周目にピットインし、佐藤蓮選手に交代。11番手でコースに復帰。58周目には10番手を走行。61周目に前車を抜いて9番手。前車との差は1秒前後だが、なかなか抜くまでには至らない。

78周目にFCYが導入された。メインストレートにデブリが見つかり、その回収の為だ。回収はすぐに済み、同周回中にリスタートが切られた。

前車にドライブスルーペナルティが課せられ、順位を8番手に上げたが、85周目の攻防で300車両に引っかかってしまい順位を元に戻してしまう。

その後は膠着状態が続いき、背後の車に迫られてしまい、94周目に追突されてしまう。順位を落とさずに周回を重ねる事が出来たが。3時間が経過してしまいチェッカーが振られた。9位でレースを終えた。

序盤は作戦通りの展開でトップを争える競争力を魅せたが、2回目のセーフティーカーの影響もあり、最後までトップグループに残る事は出来なかった。しかし、戦略は的を射ていたし、車のパフォーマンスも非常に良かったので、この良い雰囲気を維持し、残りの2レースを戦って行きたい。


土屋圭市監督

土屋圭市監督のコメント

「2回目のセーフティーカーの前にピットに入れれば勝機はあったのですが、これもレースなので仕方無いです。野尻は良い展開で順位を上げてくれたと思っています。序盤のピットインは自分のペースで速く走れる事と、燃費を稼ぐ事が目的でした。野尻にとっては過酷な条件ではありましたが、1回目のセーフティーカーでは狙い通りだと思っていましたが、ちょっと引っ張りすぎました。でもここ数戦は車の速さもあるので、もてぎでは良い結果で今シーズンを締めくくりたいと思っています」

田中洋克チームディレクター

田中洋克チームディレクターのコメント

「ある程度、作戦の幅を持ってレースに挑む事が出来ました。ピットインのタイミングも選択肢があり、8周目にピットインしたのですが、そのあとにセーフティーカーが入ってしまい、そこまでは作戦的には上手く行っていました。2回目のセーフティーカーで作戦が機能しませんでした。もちろん想定はしていたのですが、あと、2-3周遅くセーフティーカーが出ていれば、その前にもう一回ピットイン出来たのですが、こればかりはレースなので、何が起こるか分からない中で作戦を考えて行かなければなりませんが、結果的には上手く行かなかったので、もったいなかったと思っています。次のもてぎは頑張ります」

野尻智紀選手

野尻智紀選手のコメント

「残念ながら9位でレースを終えました。序盤の展開は良かったと思っています。2回目のセーフティーカーのタイミングは自分達にとって良く無かったと感じています。ペースももう少し上げたいと思っていましたが、燃費も考慮しなくてはならなかったのと、2回目のセーフティーカーでは作戦通りに行かず、劣勢になってしまいました。
今回は我慢のレースを強いられる展開になってしまいましたが、もてぎではフリー走行から積み上げて2レース優勝出来るように頑張ります。ありがとうございました」

佐藤蓮選手

佐藤蓮選手のコメント

「求めていた結果とはかけ離れてしまいましたが、一時はトップを快走するなど、車のパフォーマンスは良かったと思います。セーフティーカーのタイミングに翻弄されてしまいましたが、課題もあれば良かったところもあるので、しっかり準備してもてぎで2連勝したいです。まだタイトルの可能性も残っているので、フルプッシュでチャレンジしていきたいと思っています。応援ありがとうございました」

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