予選11位でQ1突破できなかったが決勝は追い上げます
第5戦の鈴鹿、第6戦のSUGOで2戦連続ポールポジションを獲得出来たのは、16号車の潜在能力の高さを証明出来たと思う。このパフォーマンスの高さを最終戦まで維持して優勝争いに加わって行きたい。

午前のセッションはコンディションが安定せず、ここで出したタイムは参考にならないものの、3番手のタイムを出し、このセッションは良い雰囲気で終える事が出来た。
予選の天気は予報を見てもウェットになるかドライになるか判断が難しかったが、車のバランスは良いので上位に行ける手応えはあった。

Q1は大津弘樹選手が行った。予選直前に雨が降り出した雨は小降りで、雨が強くなる前にアタックを行った方が良いと判断し、ウォームアップを1周削りアタックを行ったが、前を走行する車追いついてしまい、タイムを出し切れなかった。次の周にタイヤをクールダウンさせて再度アタックを行ったが、Q1を突破する事は難しかった。
明日は3時間という長丁場のレースなので、チャンスを引き寄せて上位を狙いたい。

鈴木亜久里監督のコメント
「コンディションに左右されてしまったところはあるけど、そのような状況に対応できるような強さを身に付けたいね。車自体の速さはあるので、アクシデントに巻き込まれなければ良いポジションに行けると思っている。明日は期待していて下さい」

土屋圭市アドバイザーのコメント
「難しい予選でしたね。Q1敗退は残念ですが、速さはありますし、3時間のレースなので少しずつ順位を上げて行って、終わった時に上位でチェッカーを受けられるように頑張ります」

田中洋克チームディレクターのコメント
「午前は3番手で、8号車と同様の手応えは感じていて、Q1を通過出来ると思っていました。大津がアタックしてくれました。ウォームの周を1周削ってアタックする作戦にしました。天候に左右されたというのもありますが、タイミングが悪くて上手くタイムを出す事が出来ませんでした。非常に残念ではありますが、明日は諦めずに頑張ります」

大津弘樹紀選手のコメント
「難しい予選でした。雨が降る事を想定してセッティングを行いました。アタックの時は想定していた以上に雨が続かなかったので、最初のアタックでタイヤを使い切ってしまいました。その後、1周タイヤをクールダウンして再度アタックを行いましたが、すでにタイヤのピークを過ぎてしまったのでQ1を通過する事が出来ませんでした。蓮につないで走らせたいと思っていましたが、蓮を走らせることが出来なくて申し訳ない気持ちです。しかしながら、車のバランスは良いと思っておりますので、挽回出来ると信じています」

佐藤蓮選手のコメント
「朝の走行はロングの確認だけで終わってしまいました。前回の課題がまだ改善出来ていなかったので、明日の決勝に向けて改善する必要があると思っています。予選は、雨の予報だったので、Q1が始まってから早めにタイムを出しに行った結果、前の車に追いついてしまいタイムを出せませんでした。そこでタイヤのピークを逃してしまったので、それ以上のタイムは望めませんでしたが、戦略的にそういうリスクがあったので仕方ないのですが、車のポテンシャルはQ1を通過する力量があったので悔しいと思っています。しかし、明日は3時間レースでチャンスはあると思いますので、追い上げられるように頑張ります」