ARTA SUPER GT500 #8 第1戦 予選レポート | ARTA

2025.4.13

2025.4.13

ARTA SUPER GT500 #8 第1戦 予選レポート

午前のトラブルで予選は12位だが、明日は1点でも多くポイントを獲得したい

今年の#8 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GTは昨年と同じドライバーで野尻智紀選手と松下信治選手の組み合わせになる。お互いの理解が更に深まった2年目のコンビネーションが楽しみだ。

GT500クラスで使用されているモノコックは3メーカー共通のものを使っているが、3年に1回新しいモノコックに変更される。今年はその交換の年で全車が新しくなる。

午前のフリー走行は、松下選手がドライブしている途中で、エンジンが吹け上がらない症状が出てしまい、ピットイン。チェックをしたところ、排気系にトラブルが発生。セッティングを進める事が出来ず、フリー走行を終えてしまう。

予選に向けてメカニックが修復し、何とか午後の予選に間に合わせる事が出来た。

今年の予選はノックアウト方式が復活し、Q1は野尻選手、Q2は松下選手が担当する事になった。

午前のセッションでセッティングを出せていないので非常に厳しい予選を迎える事になった。

野尻選手はセットが決まっていない車で何とかQ2進出を狙ったが、12位のタイムを出すのが精一杯だった。

12位でQ2進出を逃してしまった。

明日はコンディションが今日とは違い、チャンスもあると思うので、1ポイントでも多くポイントを獲得出来るレースにしたい。


鈴木亜久里監督のコメント

「予想外のトラブルが出てしまい、ドライバー達に走らせてあげられなかったのが残念。でも過ぎてしまった事を悔やんでもしょうがないので、明日、最後まで走り切って良いレースが出来るようにしたいね」

土屋圭市アドバイザー

土屋圭市アドバイザーのコメント

「朝の走行でトラブルが出てしまってパワーが出なくなってしまい、全然セットが進められなかった。野尻にこのセッションでニュータイヤを履かせて走らせてあげる機会が無かったのが残念。何も出来ずに予選を終えてしまいましたが、明日はチャンスがあると思いますので、ポイントはしっかりと獲って帰りたいと思います」

田中洋克チームディレクター

田中洋克チームディレクターのコメント

「持ち込みのセットが予想外だったので、16を参考に合わせて行こうとしたのですが、排気系のトラブルで走れなかったのが予選に影響してしまいました。また、午前中に野尻がニュータイヤでアタック出来ていなかった影響もあり、Q2進出が出来ませんでした。明日はポイントを獲得出来るように頑張ります」

野尻智紀選手

野尻智紀選手のコメント

「フリー走行はトラブルがあってセッションをうまく進められませんでした。予選では車のピークを出し切る事が出来ませんでしたが、明日は雨の予報で、今日とは違うコンディションのレースになるのでまだまだチャンスはあると思っています。諦めずに集中していきます」

松下信治選手

松下信治選手のコメント

「シーズン前にテストを重ねてきたのですが、FPで思わぬトラブルが出てしまい、Q1に野尻選手が行ったのですが、走行データも殆ど無い中で難しい展開だったと思います。でも明日は雨なので、生き残る強いレースをして、確実にポイントを獲って次回につながるレースにしたいと思っています」

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